月別アーカイブ: 2015年7月
奈良吉野の万葉浪漫を満喫
有田川沿い爽快ダウンヒルと千葉山ヒルクライム(オプション)
○参加人数 2名(男子2名) ○開催日 2015年7月4日(土) ○集合時間・場所 9:00 南海高野線高野山駅(ケーブル) ○解散時間・場所 13:30 JR紀勢線箕島駅 ○ルート 高野山駅~大門~R480~あらぎ島~二川ダム~千葉山~箕島駅 ○距離 82km ○重点項目 高野山から有田川沿いをロングダウンヒル(時々のぼり)オプションで千葉山へ |
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今回は、輪行することもあって元々少数定員であったが、キャンセル等もあり、ナイスミドルK村氏とおっさん2人旅だ。 現地では、曇っていて今にも雨が落ちてきそうだったが、前夜に確認した降水確率20%を信じてスタート。 |
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とりあえず、定番の大門前 この日の高野山は日が出てないこともあって走り出す前は寒いくらいでした。 |
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大門をスタートして豪快に下りはじめます。 時々、道を間違えて来た道をのぼるはめになります。 この時点では、雨はポツポツ顔にあたるぐらいで全然大丈夫です。 |
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和歌山のジェラシックパーク「花園恐竜ランド」を通過。 いつ来ても閉まっているようだが営業してるんだろうか?小枝探偵に調べてほしいものだ。 |
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いつもはきれいな有田川も梅雨の影響で水は濁って増水しているようです。 時々、山の合間を抜けるときのひやっとした空気が天然のクーラーのようでした。 |
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出発から40km経過後、昼食処「赤玉食堂」に開店11時ぴったりに入店しました。 名物のわさび寿司定食をいただきました。 (写真撮るの忘れたのでH多さんのFBよりお借りしました。) 山あいの田舎にある割にはこぎれいなお店です。 食事をしている時に表をみると結構、雨が降ってきたように見えました。でも、外に出たらたいしたことなく、自転車ではしるにはさほど支障がありませんでした。 |
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目的地のひとつ、「あらぎ島」へ。四季いろいろな表情が楽しめる棚田ですが、今は緑がきれいです。 | |||||||
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これも目的のひとつ、二川ダム湖畔の吊り橋を肝だめしに渡ってみました。 床がグレーチングになっていて下が丸見えなので前だけ見て進みました。 |
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ついでにダム事務所に立寄り、ダムカードをゲットしました。去年もそうでしたが、無愛想なおじさんでした。寝てたのにピンポンで起こしてしまったんでしょうかね。 | |||||||
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以前は一車線で渋滞名所だった阪和道長峰トンネル上にあるガードレールが千葉山です。小さくみえる風車がヒルクライムの終点です。 残念ながら、天候により今回も断念しました。 そうこうしているうちに予定より早く13:30にJR箕島駅に到着、2人とも輪行でゆったり帰りました。 今回も雨はたいしたことなく、なんとかルート完走できましたが、千葉山にはまたフラれてしまいました。 (ノД`)・゜・。 このコースは夏にぴったりですので、また走りたいものです。 |
みんなで行こう!プチサイクリング(泉大津)
○参加人数 10名(うち女子2名、男子8名) ○開催日 2015年6月27日(土) ○集合時間・場所 10:00 南海本線泉大津駅 ○解散時間・場所 14:00 南海本線泉大津駅 ○重点項目 チェーンの注油方法について(オプション) 〇走行距離 25km 〇コース 南海本線泉大津駅~織編館~泉穴師神社~池上曽根史跡~ 池上曽根弥生学習館~深喜毛織~きららタウンヨットハーバー ~南海本線泉大津駅 |
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本日のプチサイクリングは、泉大津のポタリングです。コースリーディングは、三宅さんです。 この日に備えて、下見やたくさんの資料をご準備くださいました。感謝いたします。 泉大津の歴史は古く、古代は国府の外港として「小津の泊」「大津の浦」などと呼ばれ、京から貴族などが往来しました。 国府の役人である紀貫之は土佐日記で「行けどなお行きやられぬは妹がうむ小津の浦なる岸の松原」と詠んでいます。 本日は、女性2名、男性8名のパーティーです。女性にご参加いただくと話に華が咲き、賑やかですね。全員でブリーフィングやS部さんの号令で準備体操を行い、出発です。 あちこちで「パキパキ」音や「うめき声」が聞こえます。(^^) |
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本日のサイクリングに先立ち、オプションでチェーンの注油方法についてワンポイントレッスンです。 用意するものは、シマノ純正オイル・マイクロファイバー織布およびフロス・軍手です。 汚れてもいい服で作業しましょう。ポイントは、不適切なオイルで注油すると錆が発生し、チェーン切れ等のトラブルを誘発しますので、シマノ純正のチェーンオイルが安心です。 マイクロファイバーの織布やフロスがない場合は、ウエスやウエスを切ったものや歯ブラシでも可です。
まずは、チェーンを織布できれいに拭いて、汚れを落とします。 |
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チェーンにオイルがいきわたったら、余分なオイルは、拭き取ります。 次にクランクをゆっくり回し、チェーンの油分で各ギヤにもオイルをしみこませ、なじみを出します。 「チェーンの汚れは、心の汚れ(^^)」目安ですが、200~300km走行のつどあるいは、1から2か月ごとにマメに行うことをお勧めします。(汚れがひどくなればディグリーザーを使用します。)
しばらく走ると泉大津織編館に到着です。繊維専門の博物館で毛布の歴史を紹介しています。 |
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次に和泉穴師神社に到着です。写真の奥に鳥居が二つみえますでしょうか? 白鳳元年(672)の創建です。天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)と栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)を祀っています。大鳥大社と並んで和泉五社のひとつとして勢力を誇っていました。 なかでも栲幡千千姫命は、織物の神で泉大津近隣織物業者の信仰を集めてきました。 「穴師」は古語では、「あなじ」「あなせ」といい、北西風を意味しています。北西風はこの地域の浜風で船乗りは、「この風が吹くと海が荒れる」と言い恐れられたそうです。 神社から海岸まで「勅使道」と呼ばれた道が港(小津の泊り)につながっていました。 奈良時代天皇が、港から和泉の宮(和泉府中)へ行幸したといわれています。 新羅からの使いに振舞う神の酒を造る稲を負担した神社といわれています。 |
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心地良い風に吹かれて、池上曽根史跡公園に到着です。 考古学、建築史、民俗学を駆使、検討されて、2000年ぶりに勇姿が復元されました。 弥生時代の環濠集落としては全国でも有数の規模を誇ります。 園内には、約80畳の広さの「いずみの高殿」や内径2mの「いずみの大井戸」をはじめ竪穴住居が復元されています。 大型建物の柱が年輪年代測定法により紀元前52年に伐採されたことが判明、古代史に大きな波紋を投げかけました。弥生人のライフスタイルや古代の風景に思いを馳せます。 栄えたのは、奴国王が後漢(中国)から金印をもらった頃です。 春にまかれた一粒のモミが秋には数百倍に増えることを実感していた弥生人たちにとって巨大建物は、再生と繁栄を象徴的に示す祭祀空間でした。 |
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川沿いの道路をみんなで一列になって走る気分は、爽快です。 途中M宅さんから忠岡の地名の由来の説明を受けます。 むかし源平の戦いがあって、平家側の「平忠某」が戦い破れて、岡に葬られたので忠岡という地名がついたそうです。 |
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港のボードウォークを自転車で流し、遠くに神戸の山々や町並みを眺め、灯台やヨットや大きなフェリーを眺めます。 今回は、コンビニで思い思いのランチを調達し、ヨットハーバーを眺めてみんなでいただきます。 皆さんをヨットにお乗せして加山雄三さんの歌を1曲ご披露したいのですが、残念ながら私のヨットは存在しません。(><) |
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港から吹いているここちよい風に吹かれて、皆さんで記念撮影です。 左からS部さん、S水さん、M宅さん、H木さん、N川さん、K谷さん、M田さん、M井さん、H多さんとフォトグラファーのW田の合計10名です。 |
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今回の幹事のM宅さんが、コースリーディングのみならず、余興の披露です。 日頃の重ねた精進の結果です。 MCCのよいこのみなさんは真似をして、病院にお世話になるはめにならぬようにお気をつけあそばせ! |
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軽い感じのプチサイクリングですが、こうして第二、第三の人生(もちろん第一の人生も)を自転車を通して、一緒に遊んで、同じ時間を共有するのは、いいもんですね。 サイクリングを始められたクラブ員の皆様や、軽いポタリングが楽しみや生きがいのクラブ員の皆様、自転車やサイクリングを愛する皆様がこうして末永く、自転車に乗れる限り、お互い続けていきたいもんですね。 「みんなで走ると楽しいよ!」ぜひ皆様もご一緒にいかがでしょうか! |