○参加人数 10名(うち女子2名、男子8名)
○開催日 2016年 9月 4日(日)
○集合時間・場所 10:00 京阪電車 三条駅
○解散時間・場所 16:10 京阪電車 中書島駅
○ルート 京阪三条駅 ~ 京都水道記念館 ~ インクライン ~ 疏水遊歩道 ~ 琵琶湖疏水取入れ口 ~ 浜大津 ~ 石山寺 ~ 天ヶ瀬ダム ~ 京阪中書島駅・解散
○距離 約56km
○重点項目 琵琶湖の水が京都へ、大阪へと来る、湖水の流れを辿っていく。 |
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近づいている台風の影響なのか、開催前日の昼まではどこの天気予報を見ても降水確立が50~60%なので開催は出来ないと判断し、日曜日を有意義に過ごしてもらう為に早めに開催の中止を全員に連絡したが・・・? アレレ!15時頃の予報では雨雲の動きが変わったのか、急に降水確率が20~30%に下がっているではないか! ムム、誰か何かを持っているな! これでは「40%以上で中止」が嘘つきになってしまうので、再度開催の連絡をすれば3~4人は集まるかと思いきや、何と殆どの方が参加することに。 京都は雨どころか晴れ間が多くて日影が欲しいと思いながら、「三条京阪」からスタートしてやって来たのは「京都水道記念館」です。 ここで琵琶湖疏水の知識を蓄えて今から行く疏水を遡って琵琶湖まで行くルートを楽しみます。 次はミステリードラマに合う南禅寺の「水路閣」へGO! |
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今日も観光客が多い「南禅寺」の山門を抜けたら、直ぐに水道の橋「水路閣」が見えてきます。 何度見ても飽きない建築美で、歴史的な価値もあるので将来へと大切に残したい所です。 ここから「インクライン」のレールの上に行きますが、琵琶湖疏水は京都へ水道の供給と、滋賀から船で米等を輸送する用途も考えて作られたのですが、大津から蹴上までは水路に乗って進む船も、蹴上では落差が大きい為船が運行できないので、蹴上と「水道記念館」の船溜りを結ぶ延長640mのレールを敷き、この間は台車に船を載せて上下させるインクラインで運行していました。 ここから先は「ネジリマンポ」のトンネルを抜け、東山ドライブウェーの前を通り過越して更に進み、山手に入れば疏水沿いの遊歩道に出ます。 |
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静かに流れる疏水が大津との境にあるトンネルに消え、高速道路が見える辺りから、今回のルートでピークとなる山越えの始まりです。 上りは短いのでヘロヘロになっていても少しだけ踏ん張れば直ぐに峠は越えられ、後は浜大津まで慎重に下って行きます。 琵琶湖に着いたら秋の空を感じる様な雲が青い空に広がり、湖面は日の光に輝いて来て良かったと気持ちが高揚します。 大津港に停泊している大きな船の操舵室には「JUST MARRIED」と遠くからでも読み取れる飾り文字が、そういえば今日は大安だったと思い出し、何故か幸せな気分に。 それではランチのお店も近いので、我々もおいしいランチが戴ける幸せなひと時を過ごしましょう。 |
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やって来たのは女性に人気がある「mado café」ですが、少しだけウェーティングになっていましたので、我々も予約をキャンセルしてしまっているので待つことになりますが、我々以外に待っている人は全て女性客です。 週替わりのランチは男性にも十分に満足できるボリュームがあり、満足できました。 ここの冷水ピッチャーには紫蘇の葉とレモンの輪切りが入っている上品な冷水だったので、さすがに誰も持ち込んだ空のボトルにその水を入れる勇気は持ち合わせていなかったです。 店を出てボトルに補充する水を自販機で購入したら、湖岸通りを走って石山寺へと進みます。 |
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瀬田川沿いの車が通らない遊歩道を走り、紫式部がここに七日間居て「源氏物語」の構想を練った事や、花の寺としても有名な「石山寺」の歴史を感じる東大門の前に立ちました。 寺の北側に和菓子のお店「茶丈藤村」があり、ここの大福の中に大納言小豆とクルミがごろごろ入っている「たばしる」と言うお菓子と、お店の娘さんがサイクリストとしても有名で、店の前にロードバイクを停めてサイクルジャージを着た人が休憩しているのををよく見かけますが、今回はパスします。 この後また瀬田川沿いの遊歩道を走り途中でアイス・スイーツを楽しんだら、南郷洗堰から先は車と一緒に県道3号線を少しピッチを上げて「天ヶ瀬ダム」までノンストップで走ります。 |
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車もよく走る道なのでその流れに合わせ少し速めのペースで走っている為、足が疲れたと感じる頃にようやく「天ヶ瀬ダム」に到着です。 最近は雨がよく降っていると思うのですが、ダムには水が少なくて少し渇水状態に見えます。 ここで珍しく夜景のデザインになっている全員の「ダムカード」をK村さんがゲット。 ダムカードに3文字のアルファベットの記号が書いてあるのは、発電用・治水用・観光用・等のダムの用途を表しているそうです。 普段は工事中で通れないダムの下へ降りて行く近道をこの日は通らせてもらい、宇治川沿いを走り「宇治駅」を通過してからは、車が通らない道路になるので快適に「中書島駅」に向かいます。 |
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昔からおいしい水があったので伏見の名立たる酒造元があちらこちらに見かける辺りまで来たら、解散場所の「中書島駅」まではもう直ぐです。 酒蔵めぐりをしたり、坂本龍馬がいた歴史を訪ねたりしても見所が多い中書島ですが、そんな魅力をパネルで展示案内してある、「中書島駅」に無事到着しました。 皆様から、楽しかった!満足した!の声が聞かれ、今回のサイクリングはここで解散しました。 |