和歌山国体ロード競技黒潮フルーツラインを試走しよう!

 ○参加人数        8名(うち女子1名、男子7名)
 ○開催日         平成27年9月20日(日)
 ○集合時間・場所    10:00  JRきのくに線御坊駅
 ○解散時間・場所    16:00    JRきのくに線御坊駅
 ○重点項目          集団走行に習熟する
 〇走行距離                63km
 〇コース          御坊駅~印南町~印定寺~東光寺~切目王子
                                                   ~黒潮フルーツライン~道成寺~御坊駅
               
               
                
                
               
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本日のMCCランは、輪行やドライブを楽しみ、出発地のJRきのくに線御坊駅に集合です。
秋空と凉しい風が心地よい季節となりました。
まずは、旅で固まった体をほぐすために準備体操を念入りにします。
怪我や落車防止に役立ちますのでぜひ行われてくださいね。
もちろん走り出しのウォームアップやエンドのクールダウンでゆっくり走ることも大切です。
事故やケガは、走り出しと終わりと坂道やカーブで多いので要注意です。
ここ印南町は、鰹節発祥の地です。カツオが最初に文献に登場するのが大宝律令だそうです。
今に通じる鰹節が出回ったのが江戸時代で、その製法を考案したのが印南の漁民の「角屋甚太郎」といわれています。
彼は、船団を仕立てて土佐に出漁した印南漁民のリーダーだとされています。
また静岡で主に生産されている「真妻わさび」も印南町が発祥の地です。
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御坊から国道42号線のシーサイドコースを南下します。
エメラルドグリーンの海がキラキラ光っています。
黒潮流れる紀伊水道の丸い水平線が見えます。
また日高川や切目川の清流もきれいです。
適当なアップダウンの心地よい道ですが、トラック等が脇をすり抜けますので転倒や巻き込み事故を懸念し、全体のスピードを抑えます。
ここは安全第一で「忍」という文字を思い出しながらリーディングします。
皆さんの批判を甘んじて頂戴するのもリーダーの務めです。
浜辺で全員で記念撮影をするとのどかな気分になります。
こういう気持ちを共有できるのは、一人ではなかなか味わえないクラブランの魅力ですね。
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印南町の愛伝説のひとつである「角屋悲恋物語」の印定寺を訪ねます。
ここは、鰹節の発明者の角屋甚太郎の位牌を祀る由緒あるお寺です。
甚太郎の子孫角屋甚三郎の一人息子与一と奉公人おさなが恋仲になりました。
時は封建時代でこの縁は許されず、ふたりは印南の浜に身を投じるという伝説が伝わります。
甚三郎は、世をはかなみ、印定寺に金二百両、什器を寄進、二人の永代供養を頼み、船団を率いて土佐に移住したそうです。
土佐でも鰹漁や鰹節が有名になったのもこういったいきさつがあったものと思われます。
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次に訪れたのは、印南町愛伝説の小栗判官照手姫物語の東光寺です。
権力争いから毒を盛られ、見るも無残な哀れな姿になった小栗判官を照手姫が荷車に乗せて再生を願い、熊野詣でをします。
道中東光寺に逗留。
お薬師さんのお告げでビワ湯治療をし、薬師堂に21日間籠りました。
照手姫が集めてくる小石に一石一字薬師経を書き、如来に捧げました。
ついに結願しました。
お告げをもとに熊野湯峰温泉に行き、湯治の後完治し、やがてお家再興を果たしたという献身的な愛の物語です。
大阪府和泉府中の信太山の小栗街道にも照手姫の腰掛岩もありますので、ぜひ一度お訪ねくださいね。
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ここは印南町のパワースポットである切目王子です。
平清盛の評議の場所として、また後鳥羽上皇が歌会で国宝の歌を残した歴史的に由緒逸話の多い王子です。
熊野古道の中で茅葺の屋根が静かな佇まいを見せてくれます。
平清盛や後醍醐天皇の皇子大塔の宮が岐路に立った時に決意を固めた場所との逸話から、人々は、大事なことを決める際この王子にお参りするといわれています。
神前や樹木の力を浴びるような独特なパワースポットにふさわしい雰囲気が感じられます。
やぶ蚊にもけっこう刺されます。たくさん刺されたのでご利益があるでしょうか?(^^)
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ランチのお楽しみは、国道42号線沿いの「ニューカドヤ」さんでお刺身定食をいただきます。
当初「並」のお刺身定食を注文していましたが、大将にお願いして、「上」に変更です。
大将が、熟成のタイミングを見計らって、包丁を入れるお刺身は絶品です。
分厚くて、歯ごたえがあります。
さすが南の海らしく、大きな魚の魚拓が所狭しと飾られています。
紀伊田辺ご出身の歌手のS本H美さんのサイン色紙も飾られています。
価格も1,960円で、大満足です。
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こうしてみなさんでいただくおいしいランチは、絶品ですね。
皆さん大満足でサイクリングのいい思い出になります。
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いよいよ黒潮フルーツラインに突入です。
選ばれた選手だけが誇りをもって、走ることができる国体ロード競技のドリームコースです。
ロードレースは、皆さんもご存知のように「自転車競技の華」と呼ばれています。
スタート地点の清流中学校には、各都道府県のテントが張られ、お祭りのようです。
コースには、転落防止のネットやバリアが設置されています。
本番は8周します。
奈良県の選手や監督も下見に来ていました。
風を気にされていた模様です。
ギヤ比やホイール等々について、いろいろお話しました。
勝つためには機材の選択も大切ですが、最後のところ「根性あるのみ!」という極めて明快な回答が帰ってきました。
何周もしていたオレンジ色のH大ジャージや実業団のMジャージやS社のジャージが眩しいですね。
ジェットコースターのようなコースで、私たちは時速60kmどまりですが、時速80kmはでるそうです。
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「今日はこれ位にしといたろ(^^)!」と黒潮フルーツラインをわずか一周で別れを告げて、道成寺に向かいます。
しかし紅一点のM崎さんは、インナーギヤ42丁で「やっぱりすごかった!」
サイクリングのペダリングには、重力に逆らって上る登りのペダリングと平地を慣性により回すペダリングの2種類があります。
みなさんどちらかに得手不得手がありますが、彼女のようにバランスよくどちらのペダリングも体得していってもらいたいもんです。
集団走行においては、先頭のリーダーの役割の一つとして障害物や路面を見極め、脚力や体調の悪化したメンバーにペースを合わせて、みんなが付いてきているかどうか気にしなければなりません。
リーダーは、常に自己犠牲が伴い、自分の分身であるチームメートのため身勝手なリーディングは許されません。
チームメートも集団走行に必要な協調性が要求されます。
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能や歌舞伎で有名な安珍清姫伝説の道成寺を訪ねます。
純情な清姫が、心変わりをした安珍を追って、蛇に化け、日高川を渡り、釣鐘に隠れた安珍を釣鐘ごと焼き殺してしまうという物語です。
縁起堂では住職による安珍清姫の説法がユーモアたっぷりに繰り広げられています。(有料)
「思い当たる節のある世の男性諸君くれぐれもご用心召されよ!」
「女性を裏切ると恐いよ!」(^^)
お参りの後釣り鐘まんじゅうを皆さんでおいしくいただきました。
こうして秋の一日の見どころたくさん、走りごたえのあるサイクリングでした。
「みんなで走ると楽しいよ!」ぜひ皆様もご一緒にいかがでしょうか!

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